もう、気になるどころか、どうでもよくなった感のある「させていただく」ですが、ちょっとだけスッキリしました。
なぜ、SMAPは、「解散させていただくことになりました」とコメントしたんでしょう。
いっぽうで、V6は、「僕たち、解散します」
だったのか。
その裏には、色んな事情があったのですね。
著者は、言語学、コミュニケーション論、文体論の先生。
たくさんの実例に基づいてとてもわかり易い一冊です。
有名なお話としては、司馬遼太郎による浄土真宗の教義から説もあります。
一向宗の信者であった近江商人が行商しながら全国に広めたという説
このあたり、信じたくなります。
あらたな敬語?
起源はともかく、現状どうなっているか、気になるところです。
それが、もう、巻末にありました。
図解もわかりやすいですね。
これまで敬語ってやつは、相手あっての使い方だと思っていたのですが、そればかりではないようです。
「自分の丁寧さを表す敬語」の出現だというのです。
そういえば、ブログでの表現がそうかもしれないですね。
これまで、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」とあったところに、あらたに「丁重語」「美化語」を定義しています。
このあたり、なんだか、腑に落ちちゃいます・・・ね。