超整理法シリーズ以来、出版物が気になる野口先生。
今回は、「リモート経済の衝撃」。
副題が、「日本経済再建のラストチャンス」
そうなんです。
ラストチャンスなんです。
なぜ、日本がこんなんなっちゃったのか。
え?
気にならない?
気にしてください。
本書の序文にもありますが、
日本の立ち遅れはますます顕著になるだろう
ということです。
何がどう立ち遅れているかは個人の感じ方もあるでしょうが、はっきり言って、遅れています。
さて、本書。
ラストチャンスの前に、第1章で、野口先生の個人的思い出から、歴史を展開しています。
これ、結構面白い。ぜひ、ご一読を。
さて、いよいよ今後のお話。
第2章には、実際に移動しなくても仕事ができるという展開です。
最近、新聞紙上などで、工事が問題になっている、リニア新幹線や外郭環状道路が、いまや必要なのかどうかということにも触れています。
まさに、同感できると膝を打ったりして。
ラストチャンスはあるの?
章をすすめて読むと、次第に暗澹たる気分になってくるんです。
どこに、チャンスがあるんでしょう。
リモートワークの遅れ。
リモート学習の遅れ。
そう、昨年から始まった、小中学校のGIGAスクール、ちっとも一般化していないのだなぁ。
あの、タブレットやノートパソコンはどこにあってどう使われているのでしょうか。
・・・
どこかに、ラストチャンスがあるのでしょうか。
さらに、探していますが、どうなんでしょうね。
皆さん、ぜひ、見つけてみてください。
・・・
地方にこそ、メリットはありそう。
独立起業する人にも、力になりそう。
いずれにしろ・・・
あくまで、リモートがリアルの代替と考えていては駄目なんだろうということなんでしょう。