このコーナーでは、なるべく図書館の新刊書の棚から、借りた本をご紹介していますが、ちょっと古めの本です。
衝撃的な笑劇場です。
正式タイトルは井上ひさしx赤塚不二夫の笑劇場
いってみれば、お芝居の台本です。
短めですが、すごいインパクト。
ところどころ、赤塚不二夫画伯の漫画が挿入されています。
これだけだったら、ここにご紹介するまでもないかと思ったのですが、
じつは。
あとがき的にある巻末の文章が面白いのです。
これは、おそらく『実話』でしょう。きっと、そうに違いありません。
場所は、お茶の水のN大病院。
登場人物は、井上ひさし。そしていきなり、ネグリジェ姿の赤塚不二夫。
名前だけですが、タモリも。
これは、ぜひ、お読みください。必読です。
おそらく、どこかにあるかもしれない世界でお二人、愉快に遊んでいるのにちがいありません。
これは、あの世があれば、確実にいえることでしょう。
ところで、この巻末の文で初めて知ったのですが、『ひみつのアッコちゃん』の主題歌、井上さんの作詞なんですね。
ちょっとだけ引用しますと
「少女のみなさんのための秋田おばこみたいなものを書きました」といって歌詞を持って行くと、「わけのわからないところが、おもしろいよね」と喜んでいた‥‥と、まあ、そんなわけで、ひところは赤塚さんと月に一度は会っていたのである。
こんなつながりがあったのですね。
いやあ、面白い。
ほかにも抱腹絶倒エピソードがいっぱい。
巻末文だけで、大笑いしちゃいました。
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こんなことあるんですね。お買い得かも。