ずいぶんと以前ですが、テレビ朝日の番組で、お世話になった土井善晴さんとお嬢さんの共作本です。
じつは、それよりずっと以前のこと、お父上の土井勝さんにも、番組に出ていただいたことがあります。
土井勝先生。知る人ぞ知る、短距離走の選手で、幻のオリンピック選手とも言われています。
1964年の東京オリンピックの前、戦争中に中止になったのですが、幻の東京オリンピックというのがありました。
その前年だったか、神宮大会で100m走で優勝したことがあったらしいのです。
したがって、幻がほんとうに開催されていたら、当然ですが、オリンピックに出場されていたということです。
そのためか、晩年もマスターズ陸上の重鎮だったのです。そこで、世界ベテランズ陸上大会が宮崎県で開催されたときに、競技場でインタビューさせていただいたのです。
当時は、車いすでした。
・・閑話休題。
話を戻さなきゃ。
いかがですか。
装丁がおしゃれですね。
MISOとロゴマーク風にありますね。
土井善晴先生、一汁一菜でしたっけ、とにかく、具沢山の味噌汁があれば、というような文章を読んだ記憶があります。
暮しの手帖だったか、キャペツとトマトの味噌汁ってのも、紹介されていたので、つくったことがあります。
最初に、キャベツを炒めることでコクがでます。
今回の、本書にも、あります。
これは、家庭料理の基本の一冊といえそうです。
タイトルは、味噌汁ではなく、味噌知る。です。
だから、後半にはさまざまな味噌料理が並んでいます。
もちろん、味噌汁は、数え切れないほどたくさんあります。
おすすめの一品は、面倒な日曜日の朝にもってこいの、味噌雑炊。
わたしも、よくやります。