中学校を卒業して、もう、何年になるんでしょう。
こんなに時間がたったのに、教科書に載っているような文章を、あらためて読みたくなるんでしょうか。
表紙をひっくりかえして、後ろのほうのページを開くと、「編集付記」につぎのようにあります。
本書は中学校の国語教科書(1946年度~2016年度)に掲載された作品のなかから、科学随筆を独自に選んで編集したものである。
最近問題になっている、国語教科書ではありますが、これは、少し前の国語です。
目次をごらんください。
寺田虎彦
中谷宇吉郎
湯川秀樹
岡潔
・・・
と並んでいます。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/160aede0.158df9be.160aede1.c557515f/?me_id=1213310&item_id=20432873&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F1124%2F9784122071124_1_3.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=pict)
おそらく、ふたつにわかれるんでしょうね。
この面々の名前をみただけで、読む気の失せる人と、読みたくなる人。
あなたは、どちらでしょうか。
テストのように、語句に傍線が引かれてはいません。
ご安心のほどを。
じっくりと、設問をつくりながら読むのも、よさそうです。