助成金で新たな展開を

2023年度、キリン福祉財団様より、助成金をいただくことになりました。

同財団様からは、2020年度にもいただき、そのときは、エアコンを導入することができました。

居場所ひろばは、夏涼しく冬寒いのですが、夏も、思いのほか室温があがります。

とても、たすかりました。

今回は、『デイジー図書製作およびデイジー図書啓発事業』ということで、助成金をいただくことができました。

そのきっかけは、つぎのような出来事からでした。

10月になってある視覚障がい者の方から悩みをきいた。
『出雲市においては、出雲市や出雲市社会福祉協議会が発行する広報誌は、音声データが公開されているが、他の多くの団体が出している情報がすべて点字や音声データとして出されているわけではない。また、中途失明の方からすると、点字を覚えるのは難しいともいう。ぜひ、それらについても音訳が欲しいと』のこと。

(助成金申請の文書より一部改変)

ちょうど、その月の末にこちらの助成金募集の締め切りでした。

すぐに、応募してみました。

そして、ほぼ半年。

助成金の採択のお知らせがあったのでした。

助成金の決定通知の中にありましたが、全国527団体のなか、147団体のひとつとして選ばれたということ、その責任を重く受け止めたいと思います。そこで・・

あらたな展開を

思えば、出雲にやってくる前、東京文京区社会福祉協議会で、点訳と音訳の講習を受け、そののち、2012年には、日本障害者リハビリテーション協会のパソコンボランティア指導者養成研修(マルチメディアDAISY製作)を受けたころからの、夢がありました。

情報交差点。

そこに行けば、情報の音訳・点訳サービスが受けられる。そんな場所。

その第一歩が、この、デイジー図書製作といえるかもしれません。

音訳のオンデマンドサービスといえるかもしれません。

今年一年。みんなで、もういっかい、頑張ろう。かな。なんて。

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