いちおう、私は東大農学部を卒業しています。
それはともかく、本書の著者は、東京大学大学院能楽生命科学研究科の博士課程を修了とあります。
プロフィールにこうあります。
世界一麒麟を解剖している人間(かもしれない)。
とあります。
まぁ、もしお近くの書店・図書館にありましたら、お手にとってご覧ください。
もしも、あなたが、キリンを解剖せざるを得ない場合、役に立つことうけあいです。
しかも。
著者によれば、
キリンの解剖をする機会は意外におおい
ということです。
しかも、あいてが大きいので、冷凍庫で一次保存などできないため、一気に解剖作業することになるといいます。
しかも、その解剖にかかる時間といいますか、期間が平均して1週間だそうです。
すごい方です。
著者は郡司芽久さん、女性です。
どんな道具で解剖するのでしょう。
まさか、出刃包丁?
いえいえ、解剖用のメスと解剖刀だそうです。
キリン研究者って
著者は、本書にも写真がありますが、1歳半ごろにはキリン大好きだったようです。
その著者が、巻末にキリン研究者の育て方というコラムがあります。
キリン好きな少女がどうして世界一麒麟を解剖をするようになったのか、一端を知ることができます。
もし、あなたのお子様を、研究者にしたいとお考えなら、ご一読あれ、とだけ書いておきましょう。
しかし、どんなふうに解剖しているか、見てみたい・・。