へんな学部 ユニーク学問最前線
著者の西岡壱誠氏は、プロフィールに、そのまま転記すると、『東大生、株式会社カルペ・ディエム代表、日曜劇場「ドラゴン桜」監修』とあります。
とすると、株式会社の代表と東大生の二足の草鞋を履いているということなのかと思うけれど、どうやら他のネット記事などを読んでみると、学生はおわっているようです。
それはともかく、本書ですが、発想が面白い。

なんせ、18歳人口が減っているのに、なぜか大学の学部が増えているというのです。数字的には、ほんとうに増えているのかわかりませんが、本書によると、新設される学部があるのです。おそらく、消えている学部もあるのではなんて気もしますが、とにかく、変わった名前の学部ができている。
そのあたりの考察が面白い。
2024年度、大学入学者数が大学の総定員を下回ったというのです。そう、定員充足率が98パーセントとなったんですって。まぁ、これは数字だけのお話で、今までだって、定員割れの大学はあっただろうし、いっぽうで高い競争率の学部だってあるだろうし。それ自体、いまに始まったことではないでしょう。
ただ、ただね、全体でもう、余っちゃっているということは、ニュースとして面白いでしょうね。
そうなると、大学側としては、定員割れはもう仕方ないとして、アトラクティブな学部を新設するしかないわけでしょう。
著者は、10のユニークな学部を現場に出て取材されているんですね。
ただ、目次を見ていると、読む前に想像がついちゃう感じもありますが、現地での関係者との対談もあり、面白そうです。いえ、けっこうネタになります。笑えたりもします。っっとっと。これは個人の感想です。
たとえば、マンガ学科というのがあるようですが、京都精華大学に。そう、大学です。専門学校のマンガコースとはどう違うのかって、このあたりの対談は深さを感じさせてくれます。漫画家を育てることもあるけど、それだけじゃないということでしょうか。深いです。
